Googleトレンドで振り返る2020年の日本のAI関連トレンド

AI関連その他

1.Googleトレンドで振り返る2020年の日本のAI関連トレンドまとめ

・AIきりたん
・AI画伯
・ai コロナ 予測

2.2020年に日本でトレンドになったAI関連キーワードとは?

アイキャッチ画像のクレジットはPhoto by Nicholas Green on Unsplash

タイトルの通り、Googleトレンドを使い、2020年に検索数が急増したAI関連のトレンドキーワードが何であったかを調べてみました。なお、Googleトレンドのランキングは年間ランキングなはずなのに数分の間にランクが変動したりキーワードが入れ替わりするのでご自身で確認された時には多少の変動があるやもしれません、ご承知おきください。

調査条件
「日本」「過去12か月」「全てのカテゴリ」「ウェブ検索」で検索キーワードは「AI」です。

検索キーワードを「人工知能」とすると「人工知能に奪われる仕事」や「人工知能学会 2020」「人工知能 英語」「人工知能とは」などが上位に来ており、これらは「Googleトレンドで振り返る2019年の日本のAI関連トレンド」でもそうだったのですが、定番的なキーワードであり、2020年にトレンドとなった単語とは言い難いため「AI」で調査しています。

なお、「人工知能」で唯一、トレンドに見える単語は「大喜利 人工知能」でした。

以下が、2020年の日本のAI関連で検索が急増したトレンドキーワードです。

第1位 「AIきりたん」


無調整でも非常にリアルに歌ってくれるAI歌声合成ソフトで2月に話題になったようです。

第2位 「AI画伯」


自撮り写真を歴史的な絵画アート作品に変えるAIフィルター搭載のカメラアプリで春と夏に話題になったようです。

3位「ai コロナ 予測」

3、4、5位はGoogleが日本のコロナ患者数の予測をAIを使って発表した件で10月に話題になったようです。

4位「google ai コロナ」

5位「コロナ ai」

6位「ai キャディー」


ゴルフ用のアプリでプレーヤーの飛距離等をAIキャディが学習しコースの攻略プランを導いてくれるアプリとの事でこちらも春頃に話題になったようです。

7位「ai 地方 競馬 予想 無料」


アプリでしょうか。競馬は期待値と払い戻し倍率の歪みに集中的に資金投入する手法で億単位の利益を上げていた人達が何人か税務署に摘発されているので統計的な手法は有効なのだと思いますが、そのノウハウを無料で提供する人はさすがにいないんじゃないかな、と思いました。

8位「ai 崩壊 評価」

8位と9位は2020年1月公開の映画で「医療AIが、思いもせぬ悪魔の選別マシンと化し、人々を殺戮していく」ストーリーだそうです。根本的な原因はAIではないのにAI脅威論を煽る感じのマーケティングをやってしまっていたようなのでAIエンジニア/AIリサーチャーだと釈然としない思いを感じる映画かもしれません。

余談ですが、同じAI関係の映画でAIエンジニア/AIリサーチャーの人であってもツボを押さえてる感があってエンターテインメントとして割り切って見ると楽しいかもしれない映画に2019年の映画ですが「アップグレード」をオススメしておきます。現在はAmazon Primeの見放題対象なのでPrime会員の方であればお正月休み中に見てみるのも一興かもしれません。関連リンクに挙げておきます。

9位「ai 崩壊 ネタバレ」

10位「王位戦 速報 ai」


将棋の対戦局面の有利不利をAIで判定する事が流行っているようです。

ソフトウェア系がランクインしているので、去年のAIトレンドよりは技術よりになっています。GPT-3関連の話題はランクインしているかなと思いましたが、そのような事はありませんでした。

なお、WebBigdataの2020年に投稿された記事のアクセス数ランキングは以下です。

WebBigdataの2020年の投稿でパソコンからのアクセスが多かったトップ10

(1)アメリカの殺人事件の半分以上は黒人が犯人?

(2)GPT-3がAPI経由で利用可能に

(3)SimCLR:対照学習により自己教師学習の性能を向上

(4)EfficientDet:規模の拡張が容易で効率的な物体検出ネットワーク

(5)T5:Text-To-Text Transfer Transformerと転移学習の探索

(6)Google Colabの使い勝手を向上させる10の秘訣

(7)ELECTRA:NLPの事前トレーニングを効率的に改良

(8)AppleのM1プロセッサが機械学習に与える影響

(9)PEGASUS:文章要約を行う最先端の人工知能

(10)Panoptic-DeepLab:総括的に風景を理解する新手法

WebBigdataの2020年の投稿でスマホ(AMP)のアクセスが多かったトップ10

(1)アメリカの殺人事件の半分以上は黒人が犯人?

(2)GPT-3がAPI経由で利用可能に

(3)トランプとバイデンは結局どちらが優勢なのか?

(4)AppleのM1プロセッサが機械学習に与える影響

(5)SimCLR:対照学習により自己教師学習の性能を向上

(6)Pixel 4とPixel 4aのLive HDR+とデュアル露出コントロール

(7)人の動きで知る新型コロナウィルスの影響

(8)バイデンが嘘をついていた証拠はどこまで信用できるのか?

(9)EfficientDet:規模の拡張が容易で効率的な物体検出ネットワーク

(10)Google Colabの使い勝手を向上させる10の秘訣

と言う事で、2020年に最も人々の関心を集めたWebBigDataの投稿はBLM関連からの「黒人の犯罪率」に関する投稿でした。

3.Googleトレンドで振り返る2020年の日本のAI関連トレンド関連リンク

1)trends.google.co.jp
世界中の検索トレンドをチェックしましょう

2)www.amazon.co.jp
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