アメリカの殺人事件の半分以上は黒人が犯人?(1/2)

アメリカの殺人事件の半分以上は黒人が犯人?(1/2)

1.アメリカの殺人事件の半分以上は黒人が犯人?(1/2)まとめ

・アメリカで黒人男性が警官によって乱暴に拘束され亡くなってしまう事件があった
・事件に対する抗議活動がBlackLivesMatter(黒人の命も大事)をスローガンに大規模になっている
・それに対して実際に黒人の犯罪率は高いと言う数字に基づいた反論があるがそれは事実なのか?

2.BlackLivesMatter運動とは?

以下、fast AIのJeremy HowardさんがリツイートしていたmichaelharriotさんによるTwitter投稿の意訳です。

前提知識として、アメリカで警官が黒人男性を容疑者として拘束する際に黒人男性を地面にうつ伏せにし、喉を膝で抑えるように8分以上抑え付けて、黒人男性が「息が出来ない!」と訴えているのに拘束を続けて男性の心肺が停止してしまい、病院に運ばれた男性が亡くなってしまう事件がありました。それに抗議するBlackLivesMatter(黒人の命も大事)のスローガンの下に抗議運動が立ち上がりそれに関する話題が大変多くなっています。

しかし、インターネットには「実際に黒人の犯罪率は高いだろう」等を言い出す人達もおり、それらのコメントに対する黒人の方からの反論です。本サイトを見るような数字に対する感性が高い方は知っておいた方が良いお話と思ったので意訳しました。

アイキャッチ画像は亡くなられたFloydさんを偲ぶ壁画でクレジットはPhoto by munshots on Unsplash

私の恩師は「存在の必要性(the necessity of existence)」についていつも語っていました。 世の中には、事実として存在させるためだけに創り出される事実があります。

例えば、誰かが「#BlackLivesMatter(黒人の命は大切)」運動に言及する度に以下のように「黒人による犯罪」がコメントされる事があります。

私は明白な事が好きです。何故なら、それは明白だからです。
肥満体が健康である事を意味するかのように祝福されるべきではないですよね?
例えば、黒人男性の98%が黒人男性によって殺害されているとしたらどうでしょう?
黒人のナイジェリア人が最も成功した移民なのに、どのようにして肌の色が成功を妨げていると言えるのでしょうか?
もっと事実が欲しいですか?

 

おおよその概要ですが、趣旨はわかると思います。

あまりにも多くの殺人が、黒人による黒人の殺人です。それを変えましょう。

黒人の命は大切ですか?先週末だけでも82件の銃撃がシカゴでありました。

デモ行進があったわけではありません。
抗議行動があったわけではありません。

どうですか?黒人の命は大切ですか?

 

稀に乱射事件起こす狂った白人男性がいます。
怖い事です。
白人男性は自殺と大量射殺事件が最も多いです。

しかし、今話題になっているのは黒人の命についてです。
黒人の命は大切ですか?
それで、なぜ他の黒人男性によって殺害された黒人男性を誰も気にしないのですか?
なぜ象を無視するのですか。

 

これらの人々が戯言を増幅しており、偏見を持っている事を知ることは重要です。

しかし、意見や感情に入るのではなく、データと事実を見てみましょう。今、彼らが言う最初の人種差別的な事実は次のとおりです
「アメリカ人の13%(黒人)がアメリカで起きる殺人事件の50%を実行しています」

しかし、どのようにして事実に基づいて人種差別をする事ができるのでしょうか?

えぇ、私はその13%の一部です。

私は誰も殺していません。

それでは、FBIのデータを見てみましょう。

ただし、その前に、これらの統計は検挙の延べ件数であることを理解してください。これらの犯罪のいくつかは同じ人物によって犯されました。これらの人々の何人かは無実であることが証明されました。

しかし、ここではデータの解釈に関する狭義は置いておきましょう。

FBIのデータレポートに掲載されている全ての犯罪は、延べ件数ではなく、黒人犯罪者の人数であるとしましょう。以下が最新のFBIデータです。黒人は9,466人の殺人の53%(5,025件)を犯しました。(誓って私ではありませんよ)

アメリカには4700万人の黒人がいます。

つまり、5,025人の黒人が殺人を犯したとしても、それは残りの黒人、つまり99.989497%がその年に殺人を犯していないことを意味します。

これは、白人の99.994923%がその年に殺人を犯していないことも意味します。

従って、国民の13%が殺人事件の半分を犯したわけではありません。 黒人の0.010%が殺人者であり、白人の0.005%が殺人者です。

つまり、黒人の殺人者に出会うためには10,000人の中から探さなければならないのです。

もし、私が黒人の殺人者を知っていれば、間違いなくその人と会話します。

そして…

全ての犯罪件数を合計してみると、黒人の94.6%が一年間に犯罪を犯さず、これは白人の95.8%が犯罪を犯していない事を意味します。

では、なぜ黒人は犯罪者と見なされるのでしょうか?

それは人種差別が存在するからです。

また、社会学者は犯罪が経済現象であることを知っています。 貧しい人々はより多くの犯罪を犯します。(それは不平等とより相関しているので少し複雑です)しかし…

白人の富は黒人の富の10倍であるため、黒人がより多くの犯罪を犯すことは理にかなっているのでしょうか?

違いますよね。

これは私ではなく司法省の統計によるものです。
ではなぜ黒人は白人が白人を殺すより黒人を殺すのでしょうか?

まあ、実際にはそうではありません。
黒人が黒人を狙う犯罪の割合は63%です
白人が白人を狙う犯罪の割合は56%です。

何故、黒人を狙った黒人の犯罪(black on black crime)ではなく、白人を狙った白人の犯罪(white on white crime)については話題にならないのでしょうか?

率直に言えば、それは私たちが白人が基準である国に住んでいるからです。黒人は「黒人(black people)」と見なされますが、白人は単に「人(people)」と見なされます。

3.アメリカの殺人事件の半分以上は黒人が犯人?(1/2)関連リンク

1)threadreaderapp.com
michaelharriot

2)ucr.fbi.gov
Crime in the U.S. > 2017 > Crime in the U.S. 2017 > Tables > Table 43