ソニーの調理ロボット計画

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1.ソニーの調理ロボット計画まとめ

・ソニーと米CMUがAIを使った調理とデリバリーの研究開発契約を締結
・4年かけて調理ロボットに繋がる技術を研究開発する予定
・食事の自動作成には3Dフードプリンターも名乗りを上げている

2.ソニーと米国カーネギーメロン大学の共同研究

ソニーが米国カーネギーメロン大学(CMU)とAIやロボティクスに関する研究開発契約を締結したと発表。最初の研究テーマは調理とデリバリー。「料理には、メニューの選択から手順の検討、美しい盛りつけ、配膳など、AIとロボットがわれわれの身近な存在となるために必要な技術要素が包含されている」との事で、将来的にお料理ロボットに繋がる技術を開発予定の事。

料理分野におけるAI活用は意外に歴史が古く、2015年にGoogleがIm2Caloriesと言うスマホ写真からカロリーを推測する研究を発表している。ソニーも実証実験は2012年頃から行っており、その技術を使い料理写真から料理名や総カロリーを推定するスマホアプリを2016年にリリースしている。

食事の自動作成は3Dプリンターの派生である3Dフードプリンターも名乗りを上げている。「人工知能+ロボットコンビ」と「3Dフードプリンター」と「外食 or コンビニ or ホカ弁」と「お母さん or お父さんの手作り料理」の競争はどれが優位に立つのだろうか。実現時期、コスト、味、手間、色々あるが料理は文化や伝統でもあるので人類側が圧倒的に優位な気もするが、未来はどうなるのだろうか。

 

 

3.ソニーの調理ロボット計画関連リンク

1)itmedia.co.jp
ソニー、米国カーネギーメロン大学と「調理ロボット」開発へ

2)nikkeibp.co.jp
高度な画像解析が鍵、 115万人の健康管理を支えるテクノロジー

3)cnet.com
グーグル、新AIプロジェクト「Im2Calories」を発表–食品の写真からカロリーを算出

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