1.センサーと人工知能による情報漏えい対策まとめ
・人気ブラウザFireFoxが4つのセンサーAPIを非推奨にする計画
・これらのセンサーはユーザの許可を得ずにアプリが利用できる
・センサーから得た情報を人工知能で解析する様々な手段が発見されている
2.Mozillaが非推奨とするセンサー
人気ブラウザFireFoxを開発するMozillaが4つのセンサーAPI(環境光・近接・方向・モーション)を非推奨にする計画と報道があった。数カ月前にも「スマホ暗証番号をスマホの入力時の傾きから推測する論文」が発表されているが、過去にもコンピューターの様々な動作から情報を取得する方法が考案されている。
・ハードディスクの動作音
・PCが発する電磁波
・動作時に発生する熱
・冷却ファンのノイズ
・スピーカーから人間が聞き取れない超音波を発生させる
これらは主にPC用の情報漏えい策だが、PCより様々なセンサーを積んだスマホが無防備なままだと確かにいずれは問題が起こるだろう。
「理論的には出来るが、現実的には手間がかかりすぎてできない」と思われていたことが人工知能によってどんどん実現してきている現在、便利さとセキュリティのトレードオフはセキュリティ側に少し傾けるべきなのかもしれない
3.センサーと人工知能による情報漏えい対策関連リンク
1)srad.jp
Mozilla、プライバシーリスクのある4つのセンサーAPIを非推奨にする計画
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