1.アベノマスクが圧倒的な性能を発揮する場面とは?まとめ
・アベノマスクは3つの理由により市販のスポーツ用マスクに圧勝する性能を持っている
・運動用の良いマスクを捜している人は一度、アベノマスクを試してみて欲しい
・猛暑の中で走るのはおそらくそんなに健康に良くないので気を付けましょう
2.スポーツ用マスクとアベノマスクの比較
安倍首相が退陣されるとの事でお疲れ様でした記念を兼ねて、先日、私が大発見したと勝手に思っているアベノマスクが他に類を見ないほど、圧倒的な性能を発揮する場面について書いておきたいと突発的に思い立ちました。
それは運動時に着用するスポーツマスクとしての性能です。
実は、アベノマスクは2000円~3000円程度で売られている「スポーツ時に着用すると楽に呼吸が出来る事をアピールしているマスク」に圧勝する性能を持っています。
うそっぽく聞こえると思うのですけれども、下記の3つの理由によりホントです!
1.面積が小さい事
良く言われている事ですが、アベノマスクは非常に小さく、洗うとさらに縮むので、口を大きく開けると口と鼻を同時に覆いきれない程度の小ささになります。
しかし、スポーツ時にはこのサイズが利点となります。スポーツ用のマスクなどは耳に過度な負担がかからないように、紐ではなく頬の部分も布で覆って場合によっては頭の後ろまで布があったりして、布面積が多目なのですが、布で覆われていると薄い布であったとしてもその部分の体温を上げてしまうのです。
スポーツ用のマスクでランニングした後に、アベノマスクをつけて走ってみると、
「布がそもそもない」 >>>>> 「布がとっても薄い」
くらいの歴然とした差がある事を実感すると思います。
これは市販のマスクが真似したらサイズ不一致で返品の嵐になるリスクを負う事になるので簡単には真似できない特性です。
2.フィット感が皆無である事
アベノマスクはカーゼを折り畳んで左右に耳紐を付けました、程度の構造です。
人間工学とか、顔面にフィットするかなどはまるで何も考えられていない事は明確ですが、「面積が小さくフィット感が皆無」だとマスクに何が起こるのでしょうか?
なんと「自然に鼻呼吸が出来る」くらいの圧倒的に呼吸が楽なマスクとなるのです。
そう、布がすぐヨレヨレになるから、横から(場合によっては縦からも)空気が取り込み放題になるのです。私、ネット上で評判の良かったスポーツ用マスクも買っており、それらは着用すると色々工夫されている事を肌で感じますが、おそらく何も工夫してないアベノマスクの方が呼吸が楽でした。
びっくりでしょう?
私もガーゼ部分が分厚いからさぞかし息苦しいんだろうな、と思ってプッシュハーダーの精神でチャレンジしたつもりだったのですが、あれこれ無茶苦茶スース―して息が楽じゃん!、と衝撃を受けました。
まぁ、これだとウイルスの飛沫を防ぐ的な目的は本当に果たせているのか?との疑問は正直ありますが、実は市販のマスクもスポーツ用のマスクも手作りマスクもウイルスの飛沫防止性能的な性能はかなり曖昧 or そもそも書かれていない事も多く、アベノマスク固有の問題ではない事も確かなのと、厚生労働省のマスクに関するFAQには「今回配布する布製マスクは、縦9.5cm、横13.5cmの市販品の大人用のものであり、口と鼻を覆うために十分な大きさであると考えております」と書いてあったので、きっと私の顔がデカイだけで一般の人にとっては十分な大きさなのだと思って深く突っ込まないでおきます。
これも市販のマスクが真似したらデザインについて手厳しい評価を受けるでしょうから簡単には真似できない特性です。
3.無料で入手可能である事
スポーツ用マスクは再利用可能と言えども一枚で2000円~3000円の価格帯です。ステイホームの影響で洗濯物の量が減って毎日洗濯をしなくなっていると2枚では使いまわしがキツイです。3枚でも天気が悪い日が続いた時などを考慮するとやや不安が残ります。しかし4枚では1万円を超えてしまいます。
そこで!
テッテレテッテテーテーテー 「ア~ベ~ノ~マ~ス~ク~!」(ドラえもん風に)
知り合いに頼んでみましょう、アベノマスク使ってなかったらくれないか?と。おそらく、部屋の何処かに放置されたままになっているので皆、喜んで無償プレゼントしてくれます。
そう、アベノマスクは資本主義の法則を超越した「何故か喜んで無償提供してくれる人が多い驚異のマスク」なのです!これは市販のマスクには絶対に真似できない、驚異の特性です。
なお、一部のマスクにはカビが生えていた事なども報道されていたので長期放置されていたマスクは危険かもしれないので使用前はしっかり洗濯してから使いましょう。
4.まとめ
以上、3点により、私はスポーツ用マスク着用時は猛暑時に走ると7キロくらいでヘバってしまっていたのですが、アベノマスク着用時だとヨロヨロではありますが10キロ行けたので耐熱性能と吸排気性能はやはり実感として優れていると思います。
結論として、アベノマスクを有効活用するためには運動時に使いましょう。
運動用の良いマスクないかなぁ~、結構高いしそんなに息が楽になるわけでもないし、何回も洗うとヘタれてしまうらしいしなぁ~と思って迷っている方は、一度、アベノマスクを試してみて欲しいのです。
イマイチ性能の運動用マスクを高額で複数枚買うより、割り切ってアベノマスクを使う方が地球にもやさしいです。だってもう税金で作っちゃってて未使用品が大量に眠ってるんですから多少見栄え悪くても使った方が良いじゃないですか。
なお、念のためですが、猛暑が続いているので、普段、運動をしていない人はアベノマスクであっても猛暑時には走っちゃダメです。サハラマラソン(砂漠地帯を自分の食料背負って7日間約230km走る)やバッドウォーター135(先々週に世界最高気温54.4度を記録したアメリカのデスバレー国立公園で行われるレースで糞暑い中約217km走る)などのお話を読んで心の奥底でチラッと憧れちゃう人向けのお話です。
猛暑の中で走るのって、たぶん、そんなに健康に良くないです。
3.アベノマスクが圧倒的な性能を発揮する場面とは?関連リンク
1)www.mhlw.go.jp
布マスクの全戸配布に関するQ&A
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