COVID-19と戦う公衆衛生当局者への支援

ビッグデータ

1.COVID-19と戦う公衆衛生当局者の支援まとめ

・Googleマップの特定の場所の混雑状況がわかるデータを新型コロナウイルス対策に役立てるために公開
・就業地や居住地など6タイプの場所について地域別に人々の動きの増減を時系列でグラフ化した
・このレポートは最初は131の国と地域を対象としているが今後数週間で、国や地域を追加する予定

2.COVID-19 Community Mobility Reportsに関するアナウンス

2020年8月追記)COVID-19 Community Mobility Reports関係はこちらのページにまとめました

以下、www.blog.googleより「Helping public health officials combat COVID-19」の意訳です。元記事の投稿は2020年4月3日、Jen FitzpatrickさんとKaren DeSalvoさんによる投稿です。

昨日、翻訳したCOVID-19 Community Mobility Reportsのページ内で「このレポートについてもっと詳しく知りたい方はこちらのブログ投稿をご覧ください」とリンクが貼ってあった記事です。今後の更新予定日や使用条件などが書いてあるのかな、と思って訳してみましたが、特にそういった情報はなく、プレスリリース的な文章でした。

アイキャッチ画像は引き続き妖怪アマビエ

グローバルコミュニティがCOVID-19のパンデミックに対応するにつれ、感染率を低下させるための公衆衛生戦略、例えば社会的距離などの測定がますます重要視されています。

Googleマップでは、匿名化された集計データを使用して、特定の場所の混雑状況などの情報を提供しています。この情報は地域のビジネスが最も混雑する傾向がある時間帯を特定するのに役立ちます。

私達は公衆衛生当局から、このタイプの匿名化された集計データは、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)と戦うための重要な意思決定を行う際に役立つ可能性があると聞いています。

本日より、COVID-19コミュニティモビリティレポートの初期版を公開し、在宅勤務、所定の場所での避難、その他の政策変更に応じて人々の動きがどのように変わったかの洞察を提供します。

コミュニティモビリティレポートはパンデミック曲線を平坦化することを目的としており、Googleの厳格なプライバシー方針およびポリシーを順守しつつ、人々の集団としての動きがわかるように作成されています。

モビリティレポートでは、匿名化された集計データを使用して、地域別に人々の動きの傾向を時系列でグラフ化しています。

対象となる場所は以下の6つの種類、「小売店と行楽地(retail and recreation)」、「食料雑貨店と薬局(groceries and pharmacies)」、「公園(parks)」、「ターミナル駅(transit stations)」、「就業地(workplaces)」、そして「居住地(residential)」です。

数週間にわたる傾向をグラフ化しており、最新の情報は発表日より48~72時間前のデータです。

訪問数の増加または減少のパーセンテージを表現していますが、訪問数の絶対数は公開していません。人々のプライバシーを保護するために、個人の場所、連絡先、動きなど、個人を特定できる情報は今後も利用できるようにはなりません。

これらのレポートは世界規模で公開され、最初は131の国と地域を対象としています。

この情報の喫緊の必要性を考慮して、可能な場合は地域レベルでも情報を提供します。今後数週間で、国や地域を追加して、COVID-19の蔓延から人々を守るために、世界中の公衆衛生担当者がこれらの情報を役立てる事が出来るようにする予定です。


関心のある地域のレポートを捜してダウンロードできます。

公衆衛生当局者が既に持っているかもしれない他の情報に加えて、これらのレポートがCOVID-19のパンデミックの管理方法に関する意志決定をサポートするのに役立つことを願っています。

例えばこの情報は、行政が「営業時間に関する推奨事項」を作成したり、「配達サービスの提供」を通知する事により、一般市民にとって必要な外出行動がどのように増減するかを理解する事に役立ちます。

同様に、交通機関のターミナル駅に人々が集まっている事は、社会的距離を保つ事を可能にするために、追加のバスまたは列車が必要な事を示しているかもしれません。

最終的に、人々が外出しているかどうかだけでなく、どのような場所を外出目的としているのか傾向も把握する事は、当局が公衆衛生とコミュニティの本質的なニーズを保護するためのガイダンスを設計するのに役立ちます。


米国ルイジアナ州のコミュニティモビリティレポートの例

コミュニティモビリティレポートに加えて、COVID-19に取り組んでいる一部の疫学者と協力して、パンデミックをよりよく理解し予測するために使用できる既存の匿名化されたデータセットを更新しています。

このタイプのデータは、研究者が流行の予測を検討し、都市および交通インフラを計画し、人々の移動と紛争や自然災害への対応を理解するのに役立ちます。

プライバシー保護
コミュニティモビリティレポートは、Googleの製品で毎日使用されているものと同じワールドクラスの匿名化テクノロジーを利用しています。 これらのレポートは、差分プライバシー(differential privacy)を使用しているため、データセットには人工的なノイズが追加され、個人が特定される事なく高品質な分析結果を得ることができます。

これらのレポートの分析情報は、Googleアカウントの「ロケーション履歴」の設定(デフォルトではオフ)をオンにしているユーザーから収集された匿名化されたデータのセットを使用して作成されています。
「ロケーション履歴」をオンにしているユーザーは、いつでも自分のGoogleアカウントから「ロケーション履歴」をオフにすることができ、いつでもロケーション履歴データをタイムラインから直接削除できます。

3.COVID-19と戦う公衆衛生当局者の支援リンク

1)www.blog.google
Helping public health officials combat COVID-19

2)www.google.com
COVID-19 Community Mobility Reports

3)www.gstatic.com
Japan March 29, 2020 Mobility changes(PDF)

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