AIアナウンサー日本語版

  • 2018.03.03
  • AI
AIアナウンサー日本語版

1.AIアナウンサー日本語版まとめ

・日本語の人工知能アナウンサーが月額9,800円で商用利用可能に
・デモでは他社の同機能製品に比べてスムーズな発音が出来ている
・人工知能記者が書いた記事を人工知能アナウンサーが読む時代も近いかも

2.荒木ゆい vs Google vs Amazon?

GoogleのTacotron 2同様、いわゆるTTS(text-to-speech)の日本語版だけど、「AIアナウンサー荒木ゆいが商用利用可能に。何とお値段月額9,800円で、20回分の音声ダウンロード可能!」との事で話題になっていた。中々に高性能なようでyoutubeにGoogle Speechと荒木ゆいの比較、及びAmazonのAmazon Pollyとの比較がアップされていた。

1分24秒から最初の読み上げがGoogle Speechによる発音、次は荒木ゆい。

 

3分7秒から最初の読み上げがAmazon Pollyによる発音、次は荒木ゆい。

Amazon Pollyは実は先輩格で、荒木ゆいより先にエフエム和歌山が人工知能アナウンサー ナナコとしてAmazon Pollyを使ったシステムをデビューさせている。深夜、早朝、災害時に対応できる人工知能アナウンサーが格安で実現できたと話題にもなっただけあって、荒木ゆいには劣るがGoogle Speechよりは自然な感じがする。

しかし、実は動画中の「Google Speech」が何なのか調べてもわからなかった。Googleが提供している「CLOUD SPEECH API」は音声をテキストに変換する機能なので音声を読み上げる機能ではない。音声読み上げ機能はスマホアプリの「Googleテキスト読み上げ」があるが、これなのだろうか。

まぁ、いずれにしてもGoogleのTTS本命はTacotron2。英語と中国語で世界一の性能を誇るらしいので、いずれ「AIアナウンサータコちゃん二世」として日本語デビューしてきた時に荒木ゆいの真価が問われる事になるのだろう。

アメリカではマイナーなニュースや主観不要なスポーツ速報や選挙結果などは人口知能記者が担当するようになっている。いずれは人工知能記者が書いた記事を人工知能アナウンサーが読む時代になって、もしかしたらそのニュースを聞いて人工知能が投資判断を行う時代になっていくのかもしれない。

3.AIアナウンサー日本語版関連リンク

1)srad
人間に近い音声で読み上げる「AIアナウンサー」、9,800円/月で提供開始

2)itmedia
「AIアナウンサー」年間1000円の衝撃