Pixel 3とPixel 3 XLのレビュー:カメラに惹かれて買い、他の機能も手放せなくなる

  • 2018.10.26
  • AI
Pixel 3とPixel 3 XLのレビュー:カメラに惹かれて買い、他の機能も手放せなくなる

1.Pixel 3とPixel 3 XLのレビュー:カメラに惹かれて買い、他の機能も手放せなくなる(1/2)まとめ

・Made For GoogleプログラムのパートナーがスポンサーするPixel 3の製品レビュー
・Pixel 3の良い点、あまり良くない点を実際に使った観点から評価している
・結論は「あなたが新しい携帯電話の購入を現在検討しているのならば買い」

2.Made For GoogleプログラムのパートナーによるPixel 3のレビュー

以下、www.androidpolice.comより「Pixel 3 and 3 XL review: Come for the camera, stay for everything else」の意訳です。Googleのパートナー企業がスポンサーしている記事なので、その分は考慮する必要があります。後半の記事こちらPixel 3関連の記事のまとめはこちら

Androidは地球上で最も人気のあるコンピューティングプラットフォームになっていますが、中でもGoogleは非常に多くのAndroid携帯を発売しています。例えば、Nexusブランドの認知度を高める挑戦を何年も試みましたが、携帯オタク以外は振り向いてくれませんでした。

2016年のPixelシリーズのデビューで、同社は異なるアプローチを取りました。消費者を念頭に置いてスマートフォンを設計し始めたのです。Googleはすべてをパーフェクトにしたわけではありませんが、第1世代と第2世代のPixelは比較的気軽に推薦できます。そしてそれは第三世代のPixel 3にも引き継がれています。

訳注)第1世代と第2世代のPixelは日本未発売です。2018年10月発表のPixel 3から正式に日本でも発売されるようになりました。

Pixel 3は、カメラの性能やソフトウェアの強みに注目されていますが、ハードウェアもハイエンド仕様になっています。もちろん、Pixel 3 XLは上部に分割ノッチを持っていますが、小さい方のPixel 3にはスリムな「普通の」ベゼルがあります。

Googleは、今年発売するPixel 3を最低価格800~900ドルに設定し、従来のPixelシリーズより強気な価格設定にしています。つまり、客観的にたくさんのお金が必要になります。多くの人は、巨大な野暮ったいノッチを持つスマートフォンにそれほど多くの金額を支払うことを嘲笑するでしょう。私は、Pixel 3 XLが魅力的なデバイスだとは言いませんが、結論はこうです「あなたが新しい携帯電話の購入を現在検討しているのならば、それは新しいPixel 3のどちらかにするべきです」

Pixel 3とPixel 3 XLのスペック

ディスプレイ 6.3-inch 2960×1440 18:9 OLED with HDR (Pixel 3 XL)
5.5-inch 2160×1080 18:9 OLED with HDR (Pixel 3)
システムチップ Snapdragon 845
メモリ 4GB
ディスク容量 64GBまたは 128GB
無線 Wi-Fi 2.4GHz + 5GHz 802.11 a/b/g/n/ac 2×2, Bluetooth 5.0, NFC
背面カメラ  12.2 MP f/1.8 with optical and electronic image stabilization, video recording at 4K 30FPS
前面カメラ Dual 8MP cameras
one 97-degree wide-angle (f/2.2)
one standard (f/1.8), video recording at 1080p 30FPS
バッテリー 3,450mAh (Pixel 3 XL), 2,915mAh (Pixel 3)
サイズ 157.9mm x 76.7mm x 7.9mm (Pixel 3 XL),
145.6mm x 68.2mm x 7.9mm (Pixel 3)

Pixel 3の良い点

カメラ 今年はGoogleのHDR+画像処理がさらに改善され、新しい機能も盛り込まれています。Pixel 3搭載のカメラは、フレームの周りのオブジェクトを信じられないほどの精度で自動追跡し、ワイドアングルで仲間と一緒に自撮りを取る事が出来、拡張デジタルズームを使用することができます。簡単に言えば、スマートフォンを使ってベストな写真を取る事が出来ると言う事です。
パフォーマンス GoogleはPixel 3を話題のスマホと同レベルに印象的なハードウェアにする事は出来ていませんが、それでもパフォーマンスはトップクラスです。ユーザーインタフェースはスムーズで使いやすく、ラグは存在しません。
ソフトウェア 最新のAndroid 9 Pieが採用されており、Call Screenや無料のフルカラー写真のバックアップストレージなど独自機能が含まれています。また、3年間の月次更新およびOSの更新が保証されています。
ガラス 新しいピクセルはガラス製ですが、Googleのエッチング処理により、指紋が付かない艶消しの表面になっています。
偉大な小さい電話 小さい方のPixel 3を妥協のないデバイスにするためのGoogleの工夫。Pixel 3はPixel 3 XLと同じくらい強力ですし、もっと魅力的かもしれません。
スピーカー 2つ存在し、それらはあなたから見て右側にあります。
ディスプレイ 新しいOLEDパネルは昨年よりも優れています。表面はより一貫しており、色は大幅に改善されています。「紫色の汚れ」はそれほど顕著ではありません。今回はサムスンのスマートフォンと同等品質です。

Pixel 3のあまりよくない点

ヘッドホンジャック 私はそれを期待しているわけではありませんが、まだ不十分です。
価格 Pixel 3の150ドルの価格上昇と、XLのための追加50ドルはサムスン Galaxy Note9と競合します。
ノッチ Pixel 3 XLのノッチは愚かです。それは世界が終わるかの如く騒ぐ事ではありませんが、私はその美的感覚が好きではありません。また、ステータスバーに表示される情報の量も制限されてしまいます。
ジャスチャーによる操作 Googleのジェスチャーナビにはまだまだ不十分で改良の余地があります。残念な事に、Pixel 3では「戻るボタン」を使用する事はできません。

このPixel 3レビューは、Made For Googleプログラムでパートナー認定であるdbrandがスポンサーしています。

訳注)つまり、Googleのパートナー企業であるdbrandが元記事「Pixel 3 and 3 XL review: Come for the camera, stay for everything else」の執筆者に資金提供しているのでGoogleの利害関係者が書いたレビューではあります。

Pixel 3のデザイン、ハードウェア、付属品の内容
第1世代のPixelとPixel XLはほとんど同じ外観でしたが、2機種のデザインは2017年に大きく分かれ、Pixel XLには議論を呼ぶOLED(有機ELディスプレイ。非常に焼き付きが発生しやすいと問題になった)が搭載されていました。今年も、2つのデバイスが再びかなり異なって見えます。しかし、どちらも高品質な製品です。

PixelとPixel XLが同じ箇所、つまり背面からレビューを始めましょう。新しいPixelをガラス製にするというGoogleの決定は、フラグシップモデル(最上位モデル)がアルミニウムであった時代を終焉に導きます。Pixelには背面ガラスパネルが付いていますが、底部の3/4は指紋が付かない艶消し仕様の仕上げが施されています。2つの異なる表面は、異なった素材を使用しているわけではないのでPixelは統一的な外観を維持しています。

背面ガラスにより、Pixelは無線で充電することもできますが、ケーブルによる充電が18Wの急速充電であるのに対してワイヤレス充電は10Wなのでケーブル充電より充電に時間がかかってしまいます。Pixel 3は2,915mAhのバッテリーを持ち、3 XLは3,430mAhです。どちらも一日中使用しても問題ないレベルですが、XLの方が大きな画面にも関わらず長時間動作可能です。背面に搭載されている指紋センサーは正確ですが、速度は平均的です。

Pixel 3のフレームは磨かれたアルミニウムです。やや滑りやすいですが魅力的です。下端には、単一のUSB Type-Cポートがありますが、これは唯一の入出力ポートです。ヘッドホンジャックの時代は終わりです。私はそれが好きではありません。おそらく貴方もそれが好きではないかもしれませんが、Pixel 3にはヘッドホンジャックが存在します。

上部には、ボリュームボタンと電源ボタンがあります。昨年のPixel 2と同様に、電源ボタンはあなたが購入したPixel 3のカラーバリエーションに応じて少し色がつくかもしれません。しかし、それはプラスチック製で、ボリュームボタンに比べて少しぐらついているように感じます。

今年のPixelsは黒、白、ピンクの3色ですが、ピンクは非常に淡い色合いです。私はGoogleが楽しい色のPixelを作る事を避けている理由が理解できていません。第一世代のPixelsのVery Blue Pixelはホットな色でしたが、それ以降、GoogleはPixelに控えめな色しかラインナップに用意していません。私は白と黒のPixelをテストしましたが、その間、白がより魅力的に見えました。白いPixelも黒いPixelも同じに感じますが、黒いPixelは一時的な汚れが目立つように見えます。汚れは簡単に拭き取れますが、白いPixelはシンプルに綺麗に見え、ミント色のパワーボタンは楽しいです。少数の人々は、擦り傷がつきやすいと言っていますが、私の経験ではそういった事はありませんでした。しかし、安全のためにはケースに入れておく方が良いかもしれません。

ディスプレイは2つのPixels、Pixel 3とPixel 3 XLの大きな、大きな違いです。Pixel 3は5.5インチの2280×1080 OLED(18:9)ディスプレイを搭載しており、これは昨年の小さい方のPixelと比較して性能が向上しています。Pixel 3 XLは、2960×1440の解像度を備えた6.3インチのOLED(18.5:9)を備えています。Pixel 3 XLの画面の上部には恐ろしいノッチがあり、カメラとイヤホン/スピーカーのためのスペースを確保しています。

スマートフォンの下部には、私が好きではない「あご」があり、その影響で奇妙な非対称な雰囲気になっています。小さな方のPixelはすべて同じ内部構造ですが、上下のベゼルは通常のものでノッチはありません。


右がPixel 3 XLで、ディスプレイ上部の凹型になっている部分が「ノッチ」と言われる部分です。ディスプレイを少しでも大きくするための工夫なのですが、非常に気にする人もいるようです。

昨年のPixel 2 XLにはOLEDの品質の問題がいくつかありましたが、今年はほとんど解決されています。低輝度レベルでは、OLEDパネルにわずかなムラがあります。しかし、「テクスチャ」は、2 XLの場合ほど目立ちません。色もずっと優れています。私は極端なアングルから1~2回の小さなブルーシフト(青方偏移:画面が青みがかって見える現象)に気がつきましたが、昨年のPixel 2 XLと比較して非常に小さいです。そのため、私はあなたがそれを意図的に探さない限り、あなたは色被りに気付かないと思います。最大に明るくすると明るい光の下でも見やすくなりますが、Note 9のようにスマホを明るくすることはありません。

新しいPixelsには、Flip to Shhh(しーっというゼスチャーでマナーモードになる機能)、Pixel Stand(ワイヤレス充電機、別売です)、Call Screen(人工知能が電話応対をしてくれる機能)、そして沢山のカメラグッズなど、期間限定なサービス、恒久的な対応、他のAndroid端末が対応していない独占的な機能を含む、クリーンで高速なAndroid 9 Pieが付属しています。Googleは3年間の完全なアップデートサポートを約束しています。したがって、Pixelsは毎月のセキュリティパッチに加えて、Android Q、R、およびSアップデートの対象になる事が確定しています。

また、今年のPixelsはもう少し付属品があります。これは値上げを正当化できるものではありませんが、多少は助けになります。電話機は一番上にあり、その下には保証書、クイックスタートガイド、SIMイジェクタ、およびいくつかのGoogleステッカー(イェーイ、ステッカーです)が付属しています。次に、新しいType-Cイヤフォンが入っています。それはほとんどの既存イヤホンよりも音が良く、(少なくとも私の耳には)かなり快適です。イヤフォンを取り出して、C-to-Cケーブル、3.5mmアダプター、USB C-to-A(メス)アダプターを手に入れましょう。更に高速充電可能な18Wのプラグもあります。

(後半に続きます)

3.Pixel 3とPixel 3 XLのレビュー:カメラに惹かれて買い、他の機能も手放せなくなる(1/2)関連リンク

1)www.androidpolice.com
Pixel 3 and 3 XL review: Come for the camera, stay for everything else