なぜAIに職を奪われる心配を止める必要があるのか?(2/2)

  • 2018.09.30
  • AI
なぜAIに職を奪われる心配を止める必要があるのか?(2/2)

1.なぜAIに職を奪われる心配を止める必要があるのか?(2/2)まとめ

・AIは人間との共同作業で最も有効に活用できることを念頭に置く
・AIが機与える最高の知性で人間を武装させることを考える
・盲目的に恐れられているAIではなく具体的なオートメーションについて懸念しよう

2.”AI”は人間との共同作業で最も有効活用できる

以下、medium.comより「Why We Need to Stop Worrying About AI “Taking Over”」の意訳です。「人間に受け入れられる穏やかな自動化システムの設計5原則」は三部作のパート3で、本稿はパート2にあたる記事の1/2です。パート2の1/2はこちら

サイバネティクスとケンタウルスを考える

AIに関する懸念は、通常、AIが将来的には人間の介入なしで動作すると想定しています。しかし、これらのシステムは人によって構築され、維持される必要があります。さもなければ、誰がそれらを再校正するのでしょうか?誰が偽陽性を修正しますか?

私たちは機械学習が人間とのコラボレーションでより良く有効活用できることを知っています。これは、サイバネティクスに固有の概念です。サイバネティクス:「人間の入力と機械の入力を確実につなぐフィードバックループ」これがうまくいくと、より有機的な「生きている」システムが生まれます。

そして、私たちは毎日それを使用するので、この相乗り関係はうまくいきます。Facebookはこれを使用して私達がFaceBookを利用する時間から利益を得ています。 Google検索は人間の知識を分類し、検索する人に一連の選択肢を提供します。

チェスチャンピオンのゲイリー・カスパロフ(Gary Kasparov)は、 「ケンタウロス(ギリシア神話に登場する半人半獣の種族。馬の首の部分が人間の上半身に置き換わったような姿をしている)」としての優れた自動化システムとの人間の共生に言及し、彼は、良い機械学習プログラムと共生している平凡なチェスプレイヤーは、心だけに頼っているチェスマスターを上回ることができると主張しています。

ケンタウルスは狭い出力範囲を持つ閉鎖されたシステムで上手く動作します。飛行機のチケットをオンラインで購入する際、私達はケンタウロスになっています。つまり、数百万の飛行チケットを自ら選ぶのではなく、それをフィルターするために機械学習を利用して、我々は選択を下しています。ケンタウロスのチェスの場合と同様に、最終的な決定は人間によって行われます(通常、機械学習が逃す可能性がある微妙な変数が考慮されます)。ケンタウロスはAIを展開する際に引き合いに出す事ができる役立つたとえです。AIが人間を置き換えるのではなく、機械が与える最高の知性で私達を武装させることを強調する事ができます。

AIではなくオートメーションについて語りましょう

「AI」はしばしば幅広く映画的で盲目的に期待されている用語ですが、オートメーション(自動化)ははるかに具体的な概念であり、産業革命以来、職場や文化を現実的に変えてきています。

私たちが「自動化」に焦点を当てるとき、問題点はもはや仮想なものではなく、実践的なものとなります。私達が、自動化されていても非効率な機械の歯車の中で働く体の不自由なノーム(大地を司る妖精。身長12cmほどの小人で長いひげを生やした老人のような姿とされる)ではなく、英雄的で高揚したケンタウルスになるための自動化システムを、どのように設計できますか?

これはこの一連の投稿の次の話題です。それまでは、Twitterであなたの考えを聞いてみたいです!

3.なぜAIに職を奪われる心配を止める必要があるのか?(2/2)まとめ

1)medium.com
Why We Need to Stop Worrying About AI “Taking Over”