ニコラス・ケイジでStable Diffusionの限界を探る

画像生成

1.ニコラス・ケイジでStable Diffusionの限界を探るまとめ

・画像生成人工知能には描いて貰いやすい題材と描いて貰いにくい題材がある
・ニコラス・ケイジは描いて貰いやすい題材で海外で高い人気を誇る大物俳優
・Stable Diffusion内の概念の強さをニコラス・ケイジ出演画像で調査した

2.ニコラス・ケイジの圧倒的強者感

アイキャッチ画像はstable diffusionの1.5版の生成

Stable Diffusionなどの画像生成系の人工知能を使っていると、人工知能に描いて貰いやすい題材と描いて貰いにくい題材がある事に気づくと思います。

描いて貰いにくい題材でもあっても、言葉による伝え方(プロンプトと言います)を工夫する事で描いて貰う事は出来ます。しかし、プロンプトの効きは使っている人工知能モデルやシードによっても違ってくるので難度がかなり違う事は確かです。

描いて貰いやすい題材には例えば、私が良くアイキャッチ画像に出演して貰っているスタジオジブリの「となりのトトロ」などがあります。トトロはプロンプトをそれほど工夫しなくても非常に印象的な絵を描いて貰える事が多いです。

同様な描いて貰いやすい題材に海外の人工知能系イラストサイトなどで高い人気を誇るニコラス・ケイジ(Nicolas Cage)がいます。

ニコラス・ケイジは、アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、オスカー、全米映画俳優組合賞などの受賞歴がある大物俳優で親日家でもあるそうなので、日本でも知っている方、ファンの方も多いと思います。

Wikipediaによれば「収集家・浪費家でもあるため、借金を返すために仕事を選ばず大量のB級映画に出演していることでも知られる」と言う事で、この「大量のB級映画に出演」=「ニコラス・ケイジが出演する事をアピールするニコラス・ケイジ押しの非常に多様な記事/画像がインターネット上に大量に存在する」と言う事がその強さの源泉だと思うのですが、試してみるとStable Diffusion内でのニコラス・ケイジの圧倒的な概念の強さに本当に驚きました。

AIを使って画像を生成した事がない方は以下を見たら「パロディ画像を作りたい放題になっちゃうのか!」と誤解してしまうかもしれませんが、そんなことはなく、服装を変えるだけでもスムーズにはいかないケースの方が多いです。

少なくとも私の知る限り、ここまでスムーズに幅広く様々な作品に違和感なく出演できるのはニコラス・ケイジだけです。

皆さんも、AIを使った画像生成に行き詰ったらニコラス・ケイジに友情出演して貰って試す事をオススメします。

以下、ニコラス・ケイジの圧倒的な存在感をお楽しみください。

作品の壁を超えるニコラス・ケイジ

念のためですが、以下の作品にニコラス・ケイジは出演していません。

ハリーポッター(Harry Potter)

 アラジンの魔法のランプ(Aladdin)

 スパイダーマン(Spider-Man)

コナン・ザ・グレート(Conan the Barbarian)

ジャンルの壁を超えるニコラス・ケイジ

念のためですが、以下の作品にニコラス・ケイジは出演していません。

ミニオンズ(Minions)

トイストーリー(Toy Story)、Mr.インクレディブル(The Incredibles)

次元の壁を超えるニコラスケイジ

念のためですが、以下の作品にニコラス・ケイジは出演していません。

ザ・シンプソンズ(The Simpsons)

サウスパーク(South Park)

言語の壁を超えるニコラスケイジ

念のためですが、以下の作品にニコラス・ケイジは出演していません。

ONE PIECE

僕のヒーローアカデミア(My Hero Academia)

ニコラス・ケイジの本名はニコラス・コッポラ。実は叔父さんが映画「ゴットファーザー」で有名なフランシス・フォード・コッポラで、叔父さんの事ばかり聞かれるのが嫌でアメコミの主人公から名前を借りてニコラス・ケイジとしたそうなので、上記のイラストはもしご本人が見ても喜んでくれるのではないかと勝手に思っています。

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