1.ラーメン二郎GAN世界に羽ばたくまとめ
・GANの発案者のIan Goodfellowさんがラーメン二郎GANを紹介
・ラーメン二郎と最新の人工知能の組み合わせに情熱を燃やす人がいる
・どの支店で作られたラーメンなのか画像から判別する精度は96.8%を達成
2.ラーメン二郎と人工知能の関係
GANの発案者のIan Goodfellowさんは、GANを応用した研究成果やプログラムを自身のTwitterで紹介してくれている事が多い。マリオブラザーズの新しいステージを人工知能に作成させるGANや歯の治療に使う詰め物を人間より上手に作るGANなどに混ざって、目を見張る紹介があった。
Interpolating through the latent space of ramen dishes uses a GAN https://t.co/gkBLuDS4ap
— Ian Goodfellow (@goodfellow_ian) May 21, 2018
おぉ、ラーメン二郎の画像を用いて、画像認識やGANの画像自動生成をやっている人がいるのは知っていたけれども、本家から世界に向けて紹介されとる!
ラーメン二郎とは、シンプルな味付けながら圧倒的な量を誇るラーメン店で、非常に熱心なファンがいる事でも有名なラーメン店です。この方は、ラーメン二郎の画像からそのラーメンを作った支店を認識出来るモデルの地道な改良を続け、2018年5月15日以降は、「約44000枚の画像で学習した、識別精度約96.7%のモデルを利用しています。(96.8% precision、96.7% recall)」との事。
5月15日からは、約44000枚の画像で学習した、識別精度約96.7%のモデルを利用しています。(96.8% precision、96.7% recall)
— jirou_deep (@jirou_deep) May 15, 2018
他にも調べたらGoogle Cloudのブログでもラーメン二郎の事例が紹介されてるんですね。ジロリアン、脅威のメカニズム。
個人的にもこの前、久しぶりに神保町に行く用事があったので、ラーメン二郎神保町店に行ったのですが、場所が移転していて迷って且つ小ラーメン(通常のラーメン屋さんの大サイズ)の完食にも大変苦戦するようなあり様でした。周りの人に流されて自分も大盛マシマシを頼まなくて本当に良かった。ラーメン二郎の大盛を完食できる人は本当にすごい。
Twitterに熱血キャラクターで人気のある松岡修造さん(三田本店がある慶応のご出身らしい)がちょっと辛そうにラーメン二郎を食べている写真が上がっていてタイムリーで笑ってしまったのだけれども、実際、久しぶりに食べると完食は相当キツイのでむしろチャレンジした所が既にガッツあると思う。
二郎やっぱ苦手だわ
店も汚い
客も汚いあまりの汚さに彼に気づかなかった#ラーメン二郎 #松岡修造 pic.twitter.com/ZYH296sLVp
— ゆにば (@blitz_rad) May 25, 2018
3.ラーメン二郎GAN世界に羽ばたく関連リンク
1)arxiv.org
Learning Beyond Human Expertise with Generative Models for Dental Restorations
2)www.fastcompany.com
The machines have taught themselves to make Mario levels
3)cloud.google.com
AutoML Vision in action: from ramen to branded goods
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