1.NIPSがNeurIPSへ略称の変更を実施まとめ
・Neural Information Processing Systems conferenceの略称が変更
・頭字語が従来のNIPSからNeurIPSに変更となった
・今年以降はNeurIPSの略称を尊重する事が求められている
2.Neural Information Processing Systems conferenceの略称はNeurIPS
以下、neurips.ccより「Nov 16: From the Board: Changing our Acronym」の意訳です。元記事の投稿は2018年11月16日、NeurIPSの理事会メンバーからの投稿です。NeurIPSへの略称変更が行われた背景はこちら。素晴らしい柔軟性と対応速度ですね、流石です。
親愛なるNeural Information Processing Systemsコミュニティの皆様
驚くべきことが私たちのコミュニティで起こりました。NeurIPSという名称が本カンファレンスの従来の頭字語(NIPS)の代替案として躍り出たのです。私たちはNeurIPSが採用されたことを喜ばしく思います。 実際、コミュニティの先進的なメンバーの一人はneurips.comのドメインを購入し、そのサイトの目的を「カンファレンスの内容を異なる頭字語の元でホスティングします。カンファレンスを運営する委員会が追いつくまで」と書いていました。
私たちは追いつきました!NeurIPSのサポートがコミュニティによって行われている事が明らかになったとき、私達は代替の頭字語を検討していました。今年、全ての参加者がコミュニティが提案したこの解決方法を尊重し、新しい頭字語を使用して会議の焦点を科学とアイデアに集中することを願います。
私達はこの略称をサポートするためにいくつかの措置をとりました。第一に、2018年の会議のためのすべての看板とプログラムの小冊子に使われる名称は、完全なカンファレンス名またはNeurIPSとなります。第二に、私たちはスポンサーに、カンファレンスの開催までにあまり時間がありませんが、可能な限り、資料と広報において同じことをするように依頼しました。第3に、私達は会議のための新しいロゴをデザインするためにブランディング会社に依頼を行いました。第4に、カンファレンスのウェブサイトをneurips.ccに移しました。そして、neurips.comのオーナーであるPeter Henderson氏は、ドメイン名を喜んで財団に寄付してくれました。
この重要な問題に関する考えや懸念を分かち合うために時間をとった皆様に感謝します。 Neural Information Processing Systemsのコミュニティには、非常に熱心に働く多くの人々がいます。 私たちは、カンファレンス開催中にこの件についてタウンホールで会話を継続することを楽しみにしています。
敬具
The Neural Information Processing Systems Foundation理事会
Corinna Cortes (Program Chair 2014, General Chair 2015)
Isabelle Guyon (Program Chair 2016, General Chair 2017)
Neil Lawrence (Program Chair 2014, General Chair 2015)
Daniel Lee (Program Chair 2015, General Chair 2016)
Ulrike von Luxburg (Program Chair 2016, General Chair 2017)
Michael Mozer (Secretary, Program Chair 1995, General Chair 1996)
Terrence Sejnowski (President)
Marian Stewart Bartlett (Treasurer)
Masashi Sugiyama (Program Chair 2015, General Chair 2016)
Max Welling (Program Chair 2013, General Chair 2014)
理事会は、2018組織委員会および以前の会議の総長からなるニューラル情報処理システム財団諮問委員会とは異なることに注意してください。
3.NIPSがNeurIPSへ略称の変更を実施関連リンク
1)neurips.cc
Nov 16: From the Board: Changing our Acronym
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