柔軟で効果的なプレゼンテーションが出来る無料のデータ視覚化ツール５つ

１．柔軟で効果的なプレゼンテーションが出来る無料のデータ視覚化ツール５つまとめ

・無料で人気の高いデータ可視化ツール５つの紹介
・Rベースのもの、JavaScriptベースのもの、SQLに操作感が似ているもの、知識なしでも使えるもの
・無料と言えどもビジネスユースでも多く使われておりサンプルを見ているだけで飽きない

２．無料のデータ可視化ツールまとめ

以下、www.kdnuggets.comの「5 of Our Favorite Free Visualization Tools」の簡約です。

データの収集と利用は、今後も成長を続ける企業にとって、これまで以上に重要性を増していることがますます明白になってきています。

しかし、困ったこともあります。データを有効活用する様々な方法が継続的に発表されていますが、個人がデータを編集し、整形し、見栄え良く見せることがより困難になってきているのです。ありがたいことに、独自のデータ（空間データや表形式も）を取り込んで、高度なグラフやチャートでわかりやすく情報を表示できる、無料のデータ視覚化ツールも増えてきています。

さて、どのツールが試用もしくは採用する価値があるのでしょうか？以下では、我々が好む５つの無料ツールを紹介します。５つとも複雑なデータを良く視覚化できます。

R Shiny

R Shinyは、Rを使用してデータ可視化、インタラクティブチャート、Webアプリケーションを構築する事を可能にする提供するオープンソースのWebフレームワークです。R Shinyを使用すると、HTML、CSS、またはJavaScriptの詳細な知識がなくても、スマートでインタラクティブなWebビジュアルで分析する事ができます。

Excelのスプレッドシートのように、R Shinyは、ページ全体をリロードするのではなく、データの一部分を簡単に操作できるようにしています。小売業界のように、分単位でデータを常に更新可能なプラットフォームを探している人たち間で良く使われています。

Tableau Public

グラフ、チャート、地図などを表示する機能を備えたTableau Publicは、完全無料の人気のあるデータ視覚化ツールです。最大10 GBのストレージとドラッグアンドドロップインターフェイスにより、ユーザーは自分のチームの他のユーザーと共同作業しながらリアルタイムでデータ更新を監視できます。

Tableauの「公開」部分は、他のユーザーがあなたのデータにアクセスできるパブリックスペースにしかデータを保存できないことを意味します。しかし、プライバシが最上の懸念事項である上場企業でなければ、様々な使い方ができます。

最新バージョンはモバイルデバイス向けに最適化されており、Excelはもちろんの事、さまざまなデータソースに接続でき、Googleスプレッドシートに直接リンクすることもできます。

Datawrapper

Datawrapperは、データを完全に視覚化し、ライブおよびインタラクティブなチャートを埋め込む事ができる素晴らしいオープンソースツールです。

データをCSVファイルでアップロードするだけで、オンラインのツールを使用して棒グラフや折れ線グラフなどのカスタマイズされたビジュアルを作成することができます。

Datawrapperは、中小企業やプレゼンテーション用途に最適です。チャートあたり10,000回の閲覧制限があるため、大企業にとっては現実的な選択肢ではありません。しかし、ほとんどの人は、使いやすいインターフェースと簡単に統計情報をすばやく表示する機能が役立つことに同意するでしょう。

Pivot

Pivotは、イベントデータに対する探索的な分析を可能にしながら、直感的なドラッグアンドドロップインターフェイスで利用できるように設計されたUIで、非常に高く評価されています。

Pivotを他と差別化する事の1つは、FilterとSplitの2つの操作を中心としていることです。Filterはデータのビューを絞り込み、SQLの「WHERE」節に相当します。また、SplitはSQLの「GROUP BY」関数に非常に似ています。しかし、Splitでは、データを複数の次元にまたがることができます。Pivotは食料雑貨の価格/販促分析と最適化で大きな成功を収めました。