1.サッポロホールディングスの新卒採用における人工知能まとめ
・サッポロホールディングスもエントリーシート診断に人工知能を使用
・ソフトバンクと違い「高評価」のエントリーシートを判断すると言う
・対象外となったシートは人間が確認するが削減時間に大きな差がある
2.サッポロホールディングスとソフトバンクの人工知能の違い
以前、人工知能による面接の例で紹介したソフトバンクの例は下記だった。
・エントリーシートの不合格シートを人工知能が決定
・不合格となったエントリーシートは人間が確認
・エントリーシート選考に掛かる時間を75%削減
今回プレスリリースが出ていたサッポロホールディングスの例は下記。
・エントリーシートの好評価シートを人工知能が決定
・それ以外のエントリーシートは人間が確認
・エントリーシート選考に掛かる時間を40%削減
やっている事はほとんど同じなのだけど、35%も短縮時間に差があるのは「人工知能の判断の追認」と「人工知能が見逃した人材を探す」の人間の意識の差だろうか。しかし、「理由は良くわからないけど人工知能が不合格と言うから貴方は不合格」と「理由は良くわからないけど人工知能が高評価しているから貴方は合格」では、どちらが望ましい結果になるのだろうか。どちらも規格からはみ出た人材は採用されにくくなりそうだが新卒に求められているのは画一的な人材なので問題はないのだろうか。
就職活動マニュアル本で勉強し、ほとんど違いのないリクルートスーツの身を包んだ日本の就職活動を批判する人もいるけれども、エントリーシート診断を突破できなければ面接にもいけないのだからはエントリーシートの書き方HowTo本の重要性はこれからは益々高まるだろう。
3.サッポロホールディングスの新卒採用における人工知能関連リンク
1)jiji.com
新卒採用のエントリーシート選考においてAI(人工知能)を活用
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