Google社の人工知能機能提供クラウドサービス一覧

モデル

1.Google社の人工知能機能提供クラウドサービス一覧まとめ

・Google社が提供する人工知能関連クラウドサービスのまとめ
・自分で作った機械学習モデルを動せるMACHINE LEARNING ENGINE
・Google社が学習させた画像認識、音声認識、動画認識、言語翻訳などをAPIでも提供

2.Google Cloud Platformとは

GCPを略される事もあるGoogle Cloud Platformは、Google社が検索エンジンなどで使用しているインフラを細切れ時間で借りる事のできるクラウドサービス。クラウドサービス、つまり費用は「使った分だけ請求」なので従来のレンタルサーバーのような年間契約より大変リーズナブル。その中には人工知能関連サービスも含まれるのでまとめてみた。なお、現在は申し込み時に12 か月間有効の $300 分の無料使用権を貰えるので気軽にお試しできる。

(1)CLOUD MACHINE LEARNING ENGINE
サイズを問わず、あらゆるデータの機械学習を実現

個人で機械学習用にGPUを奮発したパソコンは20~30万円くらい、法人としてサーバー環境を構築すると数百万円~数千万円くらいかかってしまうけど、CLOUD MACHINE LEARNING ENGINEを使えば一時間辺り0.2ドル~、で使った分だけ課金なのでお得。

(2)CLOUD JOBS API 限定公開アルファ版
機械学習で求人サイトを強化

限定公開お試し版という事で詳細は非公開、別途お問い合わせが必要。
求人サイトに採用を働きかけている模様だが、これだけ突出して業界特化型のAI。

(3)CLOUD NATURAL LANGUAGE API
Google の機械学習を使って、非構造化テキストから分析情報を得る

入力した文章内の著名人、ランドマークなどの固有名詞有無の判別と書いた人の感情、満足度、などを分析可能。1000ユニットまで無料、以降、1000ユニット単位で1ドル~

(4)CLOUD SPEECH API
機械学習機能により、音声をテキストに変換

110 以上の言語に対応。月60分まで無料、60分以降、15秒毎に$0.006、月最大100万分まで

(5)CLOUD TRANSLATION API
数千の言語ペアを動的に翻訳

100 を超える言語に対応、100万文字単位で課金、20ドル。月最大10億文字まで。

(6)CLOUD VISION API
画像から有用な情報を引き出す

画像から物体(人の顔や企業ロゴ、著名人や文字など)を検出する機能。1000ユニットまで無料、以降、1000ユニット単位で1.5ドル~

(7)CLOUD VIDEO INTELLIGENCE ベータ版
メディア コンテンツの検索、発見

動画から物体を人や物体を検出し、それが動画内のどの位置に、何分から何分までの間に出現したのか識別可能。最初の1,000分間は無料、以降0.10ドル/分

 

人工知能関連サービスは自社で全部開発するより、こういった既存サービスを組み合わせつつ、独自バリューを出す事も検討した方が良いのかもしれませんね。

3.Google社の人工知能機能提供クラウドサービス一覧
1)Google
Google Cloud Platform

2)WebBigData
Microsoft社の人工知能機能提供クラウドサービス一覧

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