中国によるカンボジアへのサイバー選挙介入

その他の調査

1.中国によるカンボジア選挙へのサイバー介入まとめ

・日経の朝刊で中国によるカンボジア選挙への介入がトップ記事に
・アメリカでも次の中間選挙に仮想敵国が介入してくる可能性と補佐官が懸念表明
・アメリカの次回中間選挙までに何らかの具体的な対策を打ち出す事は難しそう

2.SNSを使って他国の世論操作や選挙介入を試みるサイバー攻撃

日経の朝刊に大きく出ており驚いた。カンボジアで選挙介入の「予行演習」 を実施との事で、SNS等を使った他国への世論操作/選挙介入は日経が報道するレベルで現在の世界のトレンド。

ロシアによるTwitter介入騒動がまだ騒がしいアメリカでも、ボルトン米大統領補佐官が「次の米中間選挙に中国や北朝鮮・イランも干渉の恐れと警告した」と産経新聞の報道。トランプ大統領も、選挙干渉問題に関しツイッターで「ロシアにばかり目を向けている全ての愚か者たちは別の方向、すなわち中国に目を転じるべきだ」と主張との事だけれども、まぁ、ロシアはトランプ大統領を応援するだろうけど、中国や北朝鮮・イランは反トランプ陣営に肩入れしそうなので、攻撃と言ってもどの国が何の意図を持っているのか把握する事も大変そう。
Twitter等でなりすましをして敵対陣営の政治不信を煽って投票率を下げたり、もしくは運動が非常に盛り上がっているように見せかけるのはおそらく有効な手段なのだろうけれども、具体的に影響を可視化、数値化する事が難しく、有効な対策も見出されていない。このままでは言論統制や弾圧ができる社会主義国家は政情が安定し、健全に喧々諤々やる民主主義国家は政情が混乱するような状況になってしまう。日経が報道するくらいだから、公の脅威として認識されたと言う事だと思うのだけれども、中間選挙までに何らかの具体的な対策をうちだす事ができるのだろうか?
トランプ大統領は自分に不利なニュースは根拠を示さずにフェイクニュースやウィッチハントと言い張る人だからアメリカ政権内部の関係者がロシアの選挙介入の全容を解明するのは相当に困難を極めそう。フェアで公平な選挙を取り戻そうとしている人だけでないのが困りものですね。

3.中国によるカンボジア選挙へのサイバー介入関連リンク

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