Google Faculty Research Awards 2019

入門/解説

1.Google Faculty Research Awards 2019まとめ

・Google Faculty Research2019の助成対象研究が決定
・50か国以上、330以上の大学から917件の提案があり150が採択
・今年の受信者の27%が、テクノロジー業界で歴史的に過小評価されているグループ

2.Google Faculty Research Awards 2019とは?

以下、ai.googleblog.comより「Announcing the 2019 Google Faculty Research Award Recipients」の意訳です。元記事の投稿は2020年2月24日、Maggie JohnsonさんとNegar Saeiさんによる投稿です。アイキャッチ画像のクレジットはPhoto by Ariel Besagar on Unsplash

2020年4月追記)Google Faculty Research Awardは2019年が最後となり2020年からは2つの新しいプログラムが開始されました。

2019年秋、GoogleGoogle Faculty Research Awardsの年次招集を開始しました。これは、世界中の学術機関で行われるコンピューターサイエンス、エンジニアリング、および関連分野の世界クラスの研究を支援するプログラムです。これらの賞は、Googleの研究者にインパクトのある研究を行っている教員と提携する機会を与え、さらに学生の授業料もカバーします。

今年、私たちは50か国以上、330以上の大学から917件の提案を受け取り、健康、アクセシビリティ、ソーシャルグッドのためのAI、機械学習の公平性に関連するいくつかの研究分野への投資を増やす機会を得ました。全ての提案は、メリット、イノベーション、Googleの製品/サービスへの接続、および全体的な研究哲学との整合性に関する提案を評価する、専門のレビュー担当者を含むGoogle全体で1100人からの広範なレビュープロセスを経ました。

これらのレビューの結果、GoogleはMachine Learning、Systems、Human Computer Interactionなど、幅広い研究分野で150の有望な提案に資金を提供し、その26%は米国外の大学に提供されています。 さらに、今年の受信者の27%が、テクノロジー業界で歴史的に過小評価されているグループでした。これは、過小評価されているコミュニティへの大規模な投資の始まりに過ぎず、2020年のイニシアチブをすぐに共有できることを楽しみにしています。

このラウンドの賞の受賞者の皆さん、おめでとうございます。faculty fundingプログラムの詳細については、ウェブサイトresearch.googleをご覧ください。

訳注:ちなみに2018年は「40カ国と320以上の大学から910の提案があり158のプロジェクトが採用された」、2017年は「46カ国の360の大学から1033の提案で152のプロジェクトが採択」なので、例年15%強の採択率です。

3.Google Faculty Research Awards 2019まとめ

1)ai.googleblog.com
Announcing the 2019 Google Faculty Research Award Recipients

2)research.google
Collaborations with the research and academic communities

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